つるかめ診療所15周年!歩み続けます!

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本日2022年12月5日、
つるかめ診療所は15周年を迎えることができました。

これまで出会った患者さんに、ご家族に、
サポートしてくださる大勢の皆さんに、

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

開業した頃のパンフレットが残っていて、
2007年12月5日の文章が見つかりました。

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ごあいさつ

鶴は千年、亀は万年。
時間の長さがすべてでしょうか?
「自宅で療養しながら、充実した時間を過ごしたい」
と希望される方に、つるかめ診療所は
医療の面からお役に立ちたいと考えています。

栃木に来て早いもので15年になりました。
「ダイジ、ダイジ」
はじめは何のことかわかりませんでしたが、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
人を安心させるこの栃木の言葉が大好きです。

私たちにできることは
限られているかもしれませんが、
一生懸命やらせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

2007年12月5日
鶴岡浩樹・優子
引用元:2007年12月5日 開設当初のつるかめ診療所パンフレットより

開業当時の気持ちを思い出すことができました。
夫婦連名で何度も何度も考えたご挨拶です。
米国留学時代にメキシコからのお土産の置物を
犬の散歩のように公園に連れ出して記念撮影しました。

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びっくりすることに15年たった今、全く同じ気持ちです。
15年前の開業時に「栃木に来て15年」と書いてあるので、
今年はちょうど栃木に来て30年になるということになります。
正確に表現すれば私は初期研修が終わって栃木に来たので、
28年目になるのかな?と思います。

28年でも30年でも、すっかり栃木人になることができました。

「ダイジ、ダイジ」は自然に出るようになりました。

栃木県の人は、下野市の人は、

優しい声で「ダイジダイジ」を使われます。

これまで、大丈夫なことも、大丈夫でないことも、
嬉しいことも、悲しいことも経験しました。
充実した時間は十人十色だということも学びました。

誰から学んだのか?誰が教えてくれたのか?
それはやはり、これまで出会った患者さんや、
患者さんの周りの方々が教えてくれました。

気持ちを新たに、また歩いてゆきます。
歩みは亀のように遅いかもしれませんが、
それでも歩み続けたいと思います。

新しいことにチャレンジしたいと思って、
ホームページを作りブログを始めてみます。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

つるかめ診療所
所長 鶴岡優子

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つるかめ診療所所長。1993年順天堂大学医学部卒。千葉県国保旭中央病院を経て,95年自治医科大学地域医療学教室に入局。2001年より米国ケース・ウェスタン・リザーブ大に留学後、04年自治医科大学附属病院総合診療部在宅医長を経て、07年よりつるかめ診療所(栃木県下野市)で在宅医療を開始し、2015年より現職。「つるカフェ」代表。