医療の視点からの排泄ケア

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第116回つるカフェ、開店!

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講師は佐藤内科の佐藤慎先生

2025年7月22日(火)19時から
第116回つるカフェを開きました
講師は佐藤内科の佐藤慎先生
もともと消化器内科がご専門で
小山地区医師会下野支部長!
あの優しい<さとやん>先生です

排泄ケアシリーズ第2弾!
便秘の定義からお話が始まりました

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テーマは医療の視点からの排泄ケア

参加者の皆さんからこんな感想や質問をいただきました

☆便秘の定義から、排便姿勢の維持方法、分類、生活習慣や薬剤のエビデンスなど勉強になりました。

☆医療者の視点より、患者の視点に注目することが重要。便秘に焦点を当てあらゆる角度からのお話、改めて学びになりました。

☆(便秘に)漫然と薬を使う功罪⇨医師として考えるべきですね。排便状況などの情報共有が大切。便が出ているか、だけでなく!

☆佐藤先生のお話が聞きやすい!便について知らないことが多いと気づかされました。食物繊維、ヨーグルトー、水分、、、逆に便が出づらくなる食品はありますか?

こんなご意見も頂きました。私もホントそう思いました。

医療者から見ると便秘、こわいから先走って医療的に対応、

もうすこし誰が困っているのか?の視点を持たねば、と考えます。

 

◎私達、支援者が訴えのできない患者さんに対して「便秘」と判断して誘導してしまっているのかな、と思いました。

高齢者は、寝たきりの方は、便秘で当たり前
下剤はもう何年も飲んでるのでやめられない
3日便が出なければ、さらに下剤を追加
週に1度はスッキリと浣腸で出すのが得策
そんな思い込み、あったような気がします

下野市の坂村哲也市長さんも参加くださいました
佐藤<さとやん>慎先生!
個人情報をちょいちょい交えながら、
学際的かつ示唆に富むレクチャー、有難うございました!

来月は市民講座の準備もあって、
つるカフェ夏の陣で、8月5日(火)になります
テーマは「看護の視点からの排泄ケア」たぶん

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栃木とつるカフェの定番のT

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しもつけの、坂村市長さんのさすがのS!カーブがポイント!

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つるかめ診療所所長。1993年順天堂大学医学部卒。千葉県国保旭中央病院を経て,95年自治医科大学地域医療学教室に入局。2001年より米国ケース・ウェスタン・リザーブ大に留学後、04年自治医科大学附属病院総合診療部在宅医長を経て、07年よりつるかめ診療所(栃木県下野市)で在宅医療を開始し、2015年より現職。「つるカフェ」代表。